できてしまったシミを消したい、と思うなら、
まずは「ご自身のシミが何か」を知ることからです。

「シミ」といっても、その種類はいくつもあり、
消す方法はシミの種類ごとに違います。

30代~の女性であれば、

  • 肝斑(頬の辺りに左右対象にできる)か、
  • 老人性色素斑(丸く境界がクッキリ)

の可能性が高いといえるでしょう。

ですので、「シミを消したいな~」、「消えればいいな~」とお考えなら、まずはご自身のシミが肝斑か、老人性色素斑かの見当を付けて、対策をしてみるのも良いかもしれません。

それぞれ、正しい対策をすれば消したり、薄くしたりすることはできます。

でも、「確実にシミを消したい」、「少しでも早くシミを消したい」とお考えなら、まずは病院でシミの種類を特定してもらうべきです。

シミの種類はいくつもあり、似たものに「あざ」「いぼ」「ほくろ」があり、それぞれいろんな種類があります。

このうちのどれか?を特定することは専門医でも困難なことがありますので、個人の目視だけで見極めることは不可能です。

もし本気でシミを消したいとお望みなら、一度専門性の高い病院で診てもらうことをおすすめします。

シミは本当に消せるのか?

シミを薄くすることも、消すことは可能です。

ただし!

いくつもあるシミの種類によっては、キレイに消したあと再発させないように治すことはできません。

残念ながら、多くの女性が悩むシミのタイプは、再発してしまうタイプのシミです。

シミを消すことができても、ケアを怠ればまた同じ場所に、同じようにシミができてしまいうのです。

なぜ?

ご自宅でのしみケアや、病院でのシミ治療では、シミのもとであるメラニンの生成を抑制したり、シミを分解して排出したりするだけです。

「シミができやすい状態」になった肌を治すことはできません。

つまり、

  • 「シミ」自体は消すことができても、
  • 「シミの原因」まで治すことはできない

ということです。

ですので、しみケアをやめればまた再発しますし、しみ治療で完全にシミが消えても紫外線を浴びれば再発します。

シミが消えて綺麗になったあとは、紫外線対策や肌に刺激を与えないなど、二度と再発しないようにしっかりとケアすることが大切です。

シミの種類

「しみ」と一言でいっても、いくつもの種類があります。

それぞれ特徴や、治し方も違いますので、
「シミに効く!」といわれる方法を試したところで、全く見当違いの方法を実践している可能性もあります。

しかも、「どの種類のシミか」を「見た目」だけで特定するのは皮膚科の先生でも難しく、
また、複数のシミ原因が重複して起こっている場合もあるので、
「誤診」によって間違った治療を施した結果、シミが悪化してしまった、というケースも珍しくないようです。

「しみ」には、

  • 肝斑(かんぱん)
  • 老人性色素斑(日光黒子)
  • 炎症後色素沈着
  • 後天性真皮メラノサイトーシス(後天性両側性太田母斑様色素斑)
  • そばかす(雀卵斑 )

これらの種類があります。

それでは、一つ一つ見ていきましょう。

肝斑(かんぱん)

シミの中でも、多くの女性の悩みとなっているシミの一つです。

ほっぺの辺り、頬骨に沿って左右対称にできるシミです。

30代~40代に発症することが多いです。

消せる?

薄くしたり消すことも可能ですが、
紫外線やケア方法の間違いで再発します。

ただし、50代になるとしだいに薄くなって消えます。

老人性色素斑(日光黒子)

こちらも、発症率の多いシミです。

いびつな丸い形をしたシミで、小さなものから数センチのものまで、大きさは様々です。境界がクッキリとしています

30代~40代(早ければ20代)で発症することが多いです。

消せる?

消すことは可能です。

ただしケアを怠ると再発します。

炎症後色素沈着

これは、ニキビやかぶれ、ヤケド、日焼けのとき、お肌に「炎症」が起こったあとにできるシミです。境界はぼんやりとしています。

消せる?

ケアや治療で消すことも可能ですが、放っておいても半年~で消えます。

再発することはありません。

後天性真皮メラノサイトーシス
(後天性両側性太田母斑様色素斑)

顔の両側にできて、しかも頬の辺りにできやすいため、「肝斑」や「そばかす」と間違われやすいです。

お肌の表皮よりも下の「真皮」にできるシミで、場所が深いほど青っぽく見えます。

消せる?

これはご自宅でケアして消えるシミではありません。

病院でレーザー治療するしかありません。

そばかす(雀卵斑 )

子供の頃にできる遺伝性のシミです。大人になると目立たなくはなりますが、消えることはありません。

紫外線や間違ったスキンケアで濃くしてしまうこともあります。

大人になってからできるそばかすは、そばかすではなく「老人性色素斑」です。

消せる?

消したり薄くしたりすることはできますが、再発しないような治療をすることはできません。

「しみ」と「あざ」の違い

シミとあざ、よく似ていて紛らわしいですね。

他にもそばかすやホクロ、イボなど、似たものがイロイロあって、さらにややこしいです。

悪性の腫瘍(癌など)の場合もあります。

実際、これらを見分けるのが難しい場合もあり、シミだと思っていたらイボだったということもあります。

正確に知るには組織検査(皮膚の一部を切り取って検査する)をしなければ分かりません。

「しみ」とは

シミは、生まれたときにはなく、年齢を重ねることででてくるものをいいます。

ちなみに、そばかすはシミの一種です。

「あざ」とは

あざは、生まれつき、または生後数日で出てくるものをいいます。

ちなみに、打撲などで皮膚の内出血に血液が溜まって青く見えることも、あざといいますね。

「いぼ」の可能性も

イボにもいろんな種類がありますが、扁平疣贅(へんぺいいぼ)はシミとよく似ています。

「ほくろ」の可能性も

ホクロというと、小さくプックリと盛り上がっているイメージがあるかもしれませんが、

大きく平らなホクロもあり、シミとよく似ているものもあります。

シミの原因

シミの原因と言っても、シミにはいろんな種類があり、原因もそれぞれ異なります。

ですが、全てのシミに共通して直接原因となる、または悪化させる原因となるものがあります。

それが、紫外線やスキンケアによる刺激です。

紫外線

紫外線がシミの原因となる理由は2つあります。

  • 一つは、紫外線を浴びるとシミのもととなるメラニンが作られる、ということです。
  • もう一つは、紫外線は肌を老化させるということ。つまり、シミのできやすい肌になってしまうということです。

間違った紫外線対策

「紫外線を浴びなきゃいいんでしょ?」

と、ここまでは理解している方がほとんどですが、

ちゃんと正しくケアできていない方も多いです。

紫外線対策は1年中必要

紫外線が最も多いのは7月、8月ですね。でも5月、6月も意外と多くいです。

7~8月の紫外線量が「6」だとすると、5~6月は「5」と、わずかに少ないだけです。

日差しの強さ=紫外線量ではないのです。

油断している5~6月が、シミには最も危ない季節だといえるでしょう。

もちろん春や秋も夏に比べれば半分くらいですが、ケアは必要です。

問題は冬ですね。冬の紫外線量は夏の1/4~1/3と多くはないですが・・・。お肌が乾燥しやすく、乾燥した肌は紫外線を通しやすいです。

つまり、春夏秋冬、一年中紫外線対策は必要だということです。

曇りの日も紫外線対策は必要

太陽から放たれる光には

  • 明るく見える「可視光線」と、
  • 目に見えない「紫外線」、「赤外線」

が含まれています。

  • 目に見える「可視光線」は雲に遮られて地上に到達する量が減りますが、
  • 紫外線は雲を突き抜けて、薄曇りでは晴天時の85%ほど、曇りでも60%ほどの紫外線が地上に届きます。

つまり、曇っていても意外と紫外線量は多いということです。

ここで油断して紫外線対策を怠る方が多いようですね。

室内・車内の紫外線も要注意

室内に窓から日光を取入れている場合、同時に紫外線も取入れていることになります。

また、日光は明るい可視光線よりもモノに遮断されにくいですので、カーテン越しに光が入ってきているなら、紫外線はそれ以上に入ってきていることになります。

もちろん、車内でも同じことが言えます。

最近ではUVカットガラスを採用している車種も増えてきましたね。でも未登載の車種や、フロントガラスのみの車も多く、全面UVカットガラス車でも90%カットのものが多いです。

99%カットにするには、「UVカットフィルム」を貼る方法があります。

間違ったスキンケア

メラニンは、紫外線だけでなくその他の「刺激」にも反応して作られます。

その刺激とは、

痛み、摩擦、化学物質などです。

たとえば、

  • ゴシゴシ洗顔していませんか?
  • フェイスマッサージでお肌を擦っていませんか?
  • 肌に合わない化粧品、刺激の強い化粧品、使っていませんか?
  • 化粧水をお肌に叩き入れるパッティング、していませんか?
  • 化粧品、使いすぎていませんか?

これらは全てお肌への刺激となり、シミの原因、またはシミを悪化させるとなってしまいます。

シミ対策いろいろ

  • シミを隠して目立たなくしたい
  • シミを薄くしたい
  • シミを消したい

など、いろいろありますね。

その方法も様々で、

  • ファンデーションやコンシーラーなどをシミの上から塗って隠してしまう。
  • サプリや内服薬を飲んで、内側からシミを薄くする。
  • 化粧品や外用薬を塗って、皮膚の外側からシミを薄くする。
  • シミ取りレーザーでシミを消す。

おおまかに説明すると、こんなところでしょう。

どの方法もメリットやデメリットがありますし、
シミの種類に対して有効かどうかも違います。

どのシミ対策方法がご自身に合っているのか、じっくりと検討してみてください。